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2009年3月 3日 (火)

 ある大使館からの手紙

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仕事で色々な国の人達と接する機会が多い。それも大国は殆どなく、欧州の周辺国やユーラシア・アフリカ大陸の国々が主だ。東京に来る代理店の人達との付き合いや在日大使館主催のパーティに参加するのも僕の仕事だ。

現在、付き合いのある国々をまず指折り数えてみた。次に頭の中でABCアルファベット順に並べて見ると20ヵ国以上になる。当然どの国とも礼儀・挨拶は欠かせなくなる。季節はずれの話題ではあるが、クリスマス・カードや年賀状の交換を続けていて、僕はある面白いことを発見した。

言うまでもなく、挨拶状にもお国柄が表れるのだが、まず、話の前提としてイスラム圏はクリスマス・カードを送って来ない。常識として、こちらも年賀状しか出さないが。ユダヤ教徒ももちろん、クリスマス・カードの交換はしない。

そうなるとカトリック、正教、プロテスタント、聖公会系とのカード交換となるのだが、僕はお返しにクリスマス・カードは言うまでも無く英文で送るのだが、年賀状は日本語で送ることにしている。

別に北米や欧州の大国のまねをするわけでもないが、日本国内で出す年賀状にわざわざ英語を使う必要はないと思うからだ。当然どこの大国も断固として自国語を使う。彼らが必要と思えば日本語も添えてはあるが。自国語でしか書かない国もいくらもある。

さて、おもしろいことの発見とは何か、日本語で挨拶状を返してくれるのはポーランド大使館だけだったと言うものだ。どこの大使館にも日本人職員はいる。大国の大使館では笑止なことに虎の威を借りる植民地根性丸出しの狐もいたりするのだが、おしなべて、小さな国々に雇用されている人達は謙虚なものだ。日本語の出来る本国人も多い。

従って、大使や書記官に日本語で年賀状を出しても一向に失礼には当たらない。英語で返礼してくれることで充分なのだが、日本語の年賀状を下さるポーランド大使館により親近感を感じ、仕事でもお返ししなくてはと、こちらも力が入るのは人情と言うものだろう。

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