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2009年4月22日 (水)

 酒酔い中川昭一 核武装を提案。

4月19日(日)発信、酔いどれ中川昭一が北朝鮮の核開発再開に絡んで核には核兵器開発をと帯広市の会合で発言した。この男、本気か?それとも、まだ、酔っ払っているのだろうか。いやいや、国士を気取っているそうだから、本気で核武装論を展開していると考えて良い。

彼は言うまでもなく政治家、立法府である衆議院議員だ。それも自民党の有力閣僚経験者。誰が考えても戦術核兵器ですら現行の平和憲法下で持つことは適わない。現憲法下で核武装が出来ると言うなら、その法的根拠を上げて欲しい。現憲法下では出来ないと言うなら憲法改正を掲げて、来る衆議院選挙を戦わなくては論理に一貫性がないことになる。どうか公約に掲げて欲しい。

核武装とは核弾頭を持つということなのだろうが、この男の幼児性に驚く。自らの発言に責任感のかけらもないとしか思えない。搭載ミサイルはどうすのか。独自開発ロケットは有るにしても、核弾頭の開発・実験・搭載・弾頭を載せての実験。場所は何処にするのかな。また、現有戦闘爆撃機に搭載能力はない。

自衛隊は敵地攻撃は出来ないことになっているので、初めからそのような仕様になっていない。改良は簡単だが、ライセンス生産には制限が付いているだろうから、米空軍を怒らせるようなことは出来ない。自前で開発するしかない。

また、持つ前に、核開発すると宣言したら国際的な反発は半端ではないだろう。その反動にはどう対応するのかな。開発、保有は北朝鮮並に秘密で実行するのか。核実験はどうする。地下核実験か。どこの地下でやるのか。今の日本で軍の秘密は守り切れない。漏洩はどう防ぐ。北朝鮮に倣って秘密収容所でも造るのか。冗談ではない。核開発が出来る時代とは身の毛もよだつ体制が出来上がっていると言う時代だ。

酔いどれ中川昭一は島国日本で核武装が可能だと本気で思っているのだろうか。戦略的にこの圧倒的に不利な位置関係に想像力を働かせることが出来ないのか。仮に北朝鮮を叩けても、中国、ロシアからの多数の核ミサイルは防げない。僕等は死滅するが、国土の広い中国、ロシアは生き残る。

最大の関門。日本が核武装を目指すと言うなら、アメリカの核の傘からの離脱を意味する。当然日米安保条約の見直しが俎上に上がる。アメリカとの関係をどうするのか。日本の核武装に警戒感が強まり、北米の世論が硬化しても自説を曲げないだけの信念があるのか。アメリカで日本製品の不買運動がすさまじい勢いで起きたらどうする。中国も然り、韓国も然りだ。日本経済は壊滅する。

安倍晋太郎は出来もしない「拉致被害者の救出」を声高に叫ぶが、それは選挙目当てでしかない。解決への展望など誰も持ち合わせていない。
出来もしないことを選挙目当てで叫ぶのは、このふたりの手に過ぎない。困難を迎えて、直ぐに投げ出す世襲議員のへたれぶりも共通する。

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