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2009年4月22日 (水)

 「マッド・マネー」 1930年代の恐慌に学ぶ。I

4月19日(日)に放映された「NHKスペシャル・マネー資本主義①なぜ暴走した?」…を観た。第一回目を観ただけでだが、、大半は既にNHKや新聞マスコミで報道されており内容に新味はなかった。これから数回、シリーズで放映されるようだから、それを見てから感想をまとめて見ようと思う。

ただ、ソロモン・ブラザーズにより開発されたモーゲージ債と言う商品が番組で紹介されいたが、本来は政府系住宅公社による保証が付く安全性の高い債権が、サブプライムのような悪夢の元を生み出したのだな。そして、そのきっかけは債権ディーラー達の「強欲」が生み出したのだなということだけは理解出来た。

尚,WEB検索を掛けると2007年11月2日のロイター速報記事「米メリル、モーゲージ債の損失計上めぐりヘッジファンドと操作」と出ている。その内容はSEC(米証券取引委員会)が「メリルの関係会社がモーゲージ債権を含んだCP(無担保約束手形)を10億ドル発行し、ヘッジファンドは1年後に最低保証付価格を償還時に上乗せしてメリルに買い戻させる。」と言う密約の存在を知り調査するというもの。

「後で利益を載せて貴社に戻すから、損失発覚を1年遅らせるのに協力しろ。」これは、3年前には既に大きな問題になっていたサブプライムに端を発する不良債権問題が、米規制当局の力でも解決出来ない程に拡がっていたことを伺わせる記事だ。

そこで スーザン・ストレンジの著作を読み解き、世界が何故このような金融恐慌に陥ってしまたのか、又、この金融恐慌から抜け出す方策があるのかを素人ながら考えて見た。ストレンジは1929年の大恐慌を例に取り、1997年出版の著書「マッド・マネー」の中で、これから起きるであろう大恐慌を警告。終焉させるには如何なる方策があるのかを考察している。尚、このイギリス人、女性経済学者は惜しくも11年前の1998年に75歳で亡くなっている。

さて、2009年1月に日本語訳で刊行された同書を紐解いて見ると、ヒントになりそうな第3章 「政治的支柱ー日米枢軸」に大変参考になる要約が見付かる。この章は1986年12月に引き起こされ91年の2月に弾けた日本の泡経済とアメリカとの関係を主に論じている。同時に1929年10月、アメリカの「バブル経済」はウオール街おける株価大暴落で弾けたが、その原因と対処法。大恐慌に陥る道程のどこで、何を間違ったかを論じれば、次回は同じ間違いを犯さないのではないか、と著者は考え、それを本章で論じている。

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