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2009年5月13日 (水)

NHK 「プロジェクト JAPAN」

昨晩4月4日(土)NHKの3年シリーズ「プロジェクトJAPAN・プロローグ」「戦争と平和の150年」を一部観た。絶好の「花見日和」だったので見逃した人も多かったかもしれない。著名ブログ「世に倦む日々」のブログ主さんも絶賛するだろうなと感じた。

ペリーによって無理やり開国させられた日本。剥き出しの帝国主義の時代に放り込まれた日本。欧州の強国と北米が推し進めていた植民地政策をそっくり模倣した日本。台湾・東アジアを手始めに中国東北地方から南アジアのフィリピン・インドネシアそして最後にはインドシナ半島まで支配した日本。その結果、軍事占領支配した地域・国々に夥しい死と恐怖をもたらした日本。

欧米との帝国主義戦争を戦い、戦闘員・非戦闘員を合わせて300万人の国民を犠牲にしながら敗戦した日本。米国占領下で平和を取り戻し、朝鮮戦争特需で繁栄を築き、ベトナム戦争特需で経済大国にのし上がった日本。

番組中にドイツの歴史学者が「戦争犯罪はナチスがやったことで現在のドイツ人は関係がない。と言える状況を戦後ドイツは作り上げた。翻って日本はその追及が不徹底だった為、現在も悩まされ続けている。という趣旨のコメントをしていた。

「現在のドイツ人は関係ないと言い切れる。」には非常に違和感を覚えたが、戦後の徹底した国家賠償・ナチス戦犯の永久訴追・ナチス的なものを徹底して排除して行くことに基礎を置くドイツ基本法の制定が言わせた自信の表れなのだろう。

NHKが総力を挙げて制作しているであろう今回の番組には日本の近現代を総括して、次世代に平和を確実に残そうという思い・哲学が背景に強く流れている。意志的で見応えのあるシリーズになるだろう。これからが大変楽しみだ。NHKの番組としは快挙だ。

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