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2009年5月31日 (日)

丸山真男はそんなに偉いのか。

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丸山真男に関する著作が相次いで出版されている。岩波現代文庫から2001年に出された宮村治雄著「丸山真男・「日本の思想」精読」は今年2009年に8刷りとなった。また、これからみすず書房から「丸山真男話文集 全4巻」が出版されると言う。僕の尊敬する「世に倦む日々」ブログも思想の裏付けは丸山真男だと言う。

はっきり言って僕には「丸山真男」の書いていることは良く理解出来なかった。それ以前に戦前からの知識人に不信感を抱いていたこともあり、関心もなかった。彼は戦中に転向した訳でも、あの戦争に加担していた訳でもなかったが、決して積極的に抵抗していたわけでもない。そんなことは実際無理だったろう。

だだ、自分が20代から30代に掛けて良く読んでいた作家が丸山真男を尊敬していたこともあり、彼の「戦中と戦後の間」などを読んだが、僕には良さが分からなかった。理解力が足りないと言えばそれまでのことだが、政治学者と言う存在が、私達の何に寄与するのかが今でも分からない。

それ以前に僕の尊敬する行動する作家やジャーナリスト達、小田実や本多勝一、辺見庸などは何の言及もしていない。多分、戦後、数十年間政治的閉塞状況が続き、今も続いている。行動する作家や知識人、ジャーナリストは、その政治状況を変えるのに丸山真男は何の助けにもならないと思っていたのではないか。いや多分全く期待していなかったのだろう。彼らの黙殺がそれを何よりも雄弁に語ってはいないか。少なくとも行動するジャーナリスト達、作家達の指針にはなり得なかったのだろう。

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