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2009年6月10日 (水)

第1章 第十話 周作もどきの悪事

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さて、周作はこの頃、一人の若い女性をどこからか内勤として雇い入れた。彼女は日本から来たばかりの様子だったが、ある日、突然,何の前ぶれもなく事務所で働き出したのだ。あくる日、彼女は目を真っ赤にして出社した。周作との間に何かあったのでは思ったが、翌日には辞めてしまい真相は闇の中となってしまった。

俺は外勤だったから1時間も彼女を目にしてはいなかった。もう一人日本女性が働いていたが、彼女は日本の有力者の娘で周作もどきは頭が上がらなかった。ただ、彼女は個人主義の人なので何も言わなかったようだ。周作は妻も子供も居る身だったが、強引な方法で女性に接近を図る女好きと言うことは後で副所長から聞いた。

この副所長は現地の女性と結婚していた。今まで付き合って来たのも白人ばかりだと言っていた。それはさておき所長の周作は以前、日本の恩人に繋がる女性と問題を起こし、それが発覚すると日本にいる恩人から話を聞いた周作の雇い主が激怒し、その雇い主の前で土下座して謝ったと言う噂を後で聞いた。周作が2度と同じ間違いを犯さないように、急遽、日本から見合い相手を呼び寄せ、結婚させたのだと言ういきさつがあったとも後で聞いた。

もし、それが本当の事なら許しがたい男だが、全て後で聞いた噂に過ぎないので、真相を確かめようもない。ただ、この男への嫌悪感は尚、強まった。

小説 若気の至りは熟年まで続く。

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