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2009年6月13日 (土)

「連合」は非正規労働者の権利を守れ

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6月12日(金)付朝日新聞朝刊4面・政治欄に14日開票の千葉市長選についての記事が出ていた。その中でなるほどなと思ったのは「民主党最大の支持母体・連合が自民・公明両党が推す前副市長の林孝次郎の推薦を早々決めたと言う記事を読んだ時だった。」この市役所の組合、(自治労か?)は前副市長と既に密約があったのだろう。公務員は自分達の利益さえ守れれば主義も主張もない。彼等にあるのは野放図なまでに自分たちの欲望を肥大させる装置としての組合があるだけだ。

僕には子供時代、公務員や大企業組合について素朴な思い違いをしていて両親に冷笑された、苦い思い出がある。それは多分、メーデーの頃、春闘の場面が茶の間のテレビに映し出されていた。例により「賃上げだ、労働者の権利を守れ」と書かれたプラカードを掲げた群衆がデモを行っているお馴染みの光景だ。それはお定まりの夕食時の一家団欒の光景だ。僕はそのテレビ画面場面を観ながら、両親に向い「大人になれば、働く者はみんな組合に入り自分の賃金も守られるのだね。」と感嘆の声を上げた。

両親はその頃、ささやかな自営業者だったが、「あれは結構な身分の公務員と大企業社員の話で、自分達にはなんの関係もないのだ。」と僕の思い違いを一笑に付した。僕はその時に初めて世の中の複雑な仕組みに触れたような気がする。

だが、待って欲しい。僕の疑問は素朴な物だったが、半年前の年末、日比谷公園に集結した「反貧困ネットワーク」の面々の中に連合の高木会長の姿が有ったのではないのか。湯浅誠率いる「もやい」が日々支えている非正規労働者や家も仕事も失くした人々の状況は全く改善してもいない。あの連合代表の姿はNHKニュースに映しだされる為だけのポーズだったのか。この時代に連帯しないで、一体何時連帯するのか。

あの自分勝手なフランス人達は労働者の権利を守る一点では連帯する。ストライキの不便も我慢する。普段な不平ばかり言う人々なのに、横のつながりがいかに重要かは歴史的に知っているのだ。分断されるのが一番恐ろしいことなのだ。非正規労働者の権利を守れなければ、次に切られるのは自分たちだと彼らは認識し行動している。

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