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2009年7月 1日 (水)

経団連に買えないものなどない

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辺見庸の「自分自身への審問」角川文庫版を読んでいる。第一章 死、記憶、恥辱の彼方への中に「腐った民主主義国家」という一節がある。「自死したフランスの哲学者が言ったというのですが、いや誰ガ言っても良いのだが、こんなことを言っている」。

「資本主義には普遍的なものが一つしかない。それは市場だ。と言うのです。すべての国家は市場が集中する場であり、その証券取引所であるにすぎず、富と貧困を産み出す途方もない工房である、と語るのですね。で、以下の説に
僕も注目します。「人類の貧困を産む作業に加担して骨の髄まで腐っていないような民主主義国家は存在しないのだ」[私たちはどうしても資本主義のお楽しみを祝福する気にはなれない」。ここではいわゆるリベラルな考えや貧困、腐敗、民主主義、市場原理...などを対立概念とせずに、親和的で共犯的な関係とみています。ライブドアの騒ぎのとき、「お金でジャーナリズムの魂は買えない」みたいな反発もありますが、失笑ものでした。魂が買えないとしたら、とっくの昔に売り渡されているからであって(笑い)、市場は戦争も愛もセックスも臓器もジャーナリズムの魂とやらも、その気になりさえすれば市民運動だって合法的、民主的に売り買いするからです。

少々引用が長かったが、そこで「世に倦む日々」6月30日付けの記事の出番となる。黒幕である財界・経団連はテレビを使い橋本と東国原を担ぎ出す。政治信条に定見の無い二人を新自由主義の旗手として財界は自民党を代理人に据え、橋本と東国原を買い取る。テレビ・マスコミに宣伝費をつぎ込み、自民党を使い2人の売り出しにたっぷり資金を注ぎ込む。
テレビ好きの大衆はこの企てに簡単に乗る。それが自分たちの不幸を呼び込むことも知らずに。財界に買えないものなどない。かくして新ファシズムは僕等私達の住まいのドアを叩く。

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