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2009年7月10日 (金)

何処までも愚かな麻生太郎首相 メドベージェフ大統領にふられる。

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何処までも愚かな麻生太郎首相、 メドベージェフ大統領にふられる。

7月10日(金)付け朝日新聞朝刊第2面に北方領土期待感に誤算と大見出しが出ている。誰も何も期待していないのにG8サミットに出たくて仕方がなかった麻生太郎首相は日ロ首脳会談で何らかの譲歩か、新提案を引き出せる考えていた。大甘の外務省と麻生太郎はメドベージェフ大統領に良いように鼻づらを引き回され、何の成果も上げられなかった。外交の麻生とはちゃんちゃら可笑しい。

昨年11月の大統領との初会合で「この問題の解決を次世代に委ねることは考えていない」との言葉を引き出し、5月に来日したプーチン首相も今回のサミットの際に「メドベージェフ大統領が領土問題について話す用意がある」と期待に応えるかのような発言をした。と報じられていた。

舞い上がった麻生太郎首相はこの1月から前外務事務次官の谷内正太郎を政府代表・シェルパとして何らかの言質をG8サミット前にロシア大統領側から引き出そうとしていたという。1月から6月まででも6か月、これほど時間が有ったにも関わらず何の成果も上げられなかった外務省の無能を麻生太郎が今回の会談でその上、恥の上塗りまでして見せた。愚かとしか言いようがない。

ノン・キャリアではあったが極めて有能な対ロシア情報専門官だった佐藤優をよってたかって逮捕させ、有罪にさせたつけが外務省の、それも実質的な責任者だった谷内正太郎に廻ってくるのも歴史的皮肉というものだ。

どこまでも愚かな麻生太郎は参院予算委員会で「戦後60年以上たった今日もロシアの不法占拠が続いているということが極めて遺憾」とやってしまった。また、この6月には衆院で7月に参院で北方領土問題等解決促進特別措置法改正案が可決成立した。このふたつの対ロシア外交事案は表舞台で起きていたことなので、ロシア大統領は仕方なく?表立って激しく反発し、5月の新任大使信任状奉呈式で日本だけを厳しく批判し、日本大使に恥を掻かせた。

誤解しないで欲しいのだが、ロシアの千島列島不法占拠は厳しく非難されるべきことであり、スターリンの犯した数多くの歴史的犯罪のひとつであるのは言うまでもない。

その典型的な歴史的事実を司馬遼太郎は風塵抄 二 99 「島の物語」に綴っている。殆ど知られていない戦闘の事実。日本が降伏して3日後の8月18日にロシア軍は占守島を攻撃、約6千人の守備隊とその所属戦車隊は不法侵入したロシア軍を一度は撃退したが、再度彼らは上陸、激戦の末双方に多数の犠牲者を出し、8月21日になって漸く停戦したという。司馬さんの同僚、教官はことごとく戦死してしまった。降伏した兵士、将校たちは不当にもシベリアへ送られた。

その事実を踏まえた上で言うのだが、麻生と外務省は何故今回事前にロシアに根回しをしなかったのか、特措法など屁のツッパリにもならない。(失礼)その成立を遅らせれば良いだけのことではないか。何を発言し、発言しないか裏でロシア側と話し合いをすれば良かっただけの話ではないか。だいたいそれが外交シェルパの役目だ。その意味では麻生太郎と官邸は最後まで無能で愚かだった。来る7月13日には自民党の元幕閣や現家老共が馬鹿殿を奥座敷に押し込め、無理やりにでも詰め腹を切らせることになるのだろう。

参考書籍

風塵抄 二 司馬遼太郎著 中公文庫 2000

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