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2009年9月6日 - 2009年9月12日

2009年9月12日 (土)

核密約解明への第一歩

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9月12日朝日新聞朝刊一面に「核密約解明へ第三者組織」と出ている。ようやく政権交代が実感出来る日がやってくる。僕は7月11日に「外務官僚・外務大臣の嘘と便所の落とし紙」という題名で日記を書いた。興味のある方はそちらを覗いて見てほしいが、情報公開は先進民主主義国の基盤であり、常識だ。自民党の古参代議士と外務官僚は沖縄返還や核持ち込みにまつわる密約はなかったと言い張って来た。本当の意味で独立を回復しようとしている今、長い間国民を欺いて来た外務省の役人と売国的自民党代議士は断罪され、告発され、まずは拘置所のなかでしゃがんでもらわなければならない。それは報復を意味しない。事実に基づく現代史を取り戻すという作業に過ぎない。

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自民党の看板では決して当選しなかったであろう森田健作

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自民党の看板では決して当選しなかったであろう森田健作

森田健作・千葉県知事が県庁の30億円にも上る公金不正経理について県職員を激しく叱責したが、自らの迂回献金疑惑1億5000万円以上に応えることも出来ず、森田健作本人も自民党の東京都支部長でありながら「完全無所属」を謳って有権者を騙して当選したことは有権者の記憶に新しい。自らが告発されてる身で「誇りはどうした」もないものだ。自らに降りかかっている重大な疑惑はまだある。それは暴力団員の名刺を使いビル建設工事の関連業者らを恐喝したとして先日逮捕された自民党千葉市議団の議長、小梛(おなぎ)輝信容疑者(66)が、千葉知事選の時に森田氏を強力に支援していたという黒い噂についても、森田氏側からはまったく説明がなされていない。こうした状況から千葉県民は森田健作知事が自らの疑惑解明についても説明することを強く求めている。公金不正に関わった県職員が厳しく断罪されなければなないのは言うまでもない。「世田谷通信」から抜粋編集(2009年9月10日)

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2009年9月11日 (金)

「1Q84」と「国境の南、太陽の西」 

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最新の「世に倦む日日」ブログを覗いて見ると8日から連続で村上春樹の「1Q84」が取り上げられていた。どこかの雑誌にブログ主は「1Q84」の批評を依頼されていたらしく、一文を寄せていると言う。村上春樹自身は他人の小説批評は読まないことにしている、と何処かで書いていた。まあ、確かに小説と批評は別物だ。僕も村上春樹の小説はブログ主同様に大好きで、デビュー作の「風の歌を聴け」や「1973年のピンボール」以来のファンだが、村上春樹にまつわる批評本は読んだことがない。僕には現代小説の批評本など読む必要があるとはどうしても思えない。小説を読むと言う行為は陳腐な言い回しだが、その小説と読者個人との私的な関係でしかない。読者が想像力を駆使してその小説世界に入り込めればそれで良いのだと思う。手に取った小説がつまらないと思えば途中で投げ出すのも自由だ。教科書と違い別に誰に強制されて読むものでもない。周りのだれもかれもが良いと言っても自分の感性に合わなければそれまでだ。現に芥川賞の選考委員たちは、その当時は大江健三郎達だったそうだが、自分たちの感性に合わないからと落選させているのだ。今から振り返れば、専門家の批評など何の当てにもならない良い証拠でないか。
さて、「1Q84」に話を戻す。天吾と青豆は永遠に出会うことはない。ふたりの永遠の純愛を成立させるために用意されたふたりの関係からは決定的に遮断された放埓なセックス。そして青豆の天吾への無償の愛と自己犠牲。切ない別れ。この間7年。あまりに長い間村上春樹の新しい小説が出ないものだから、英語に翻訳されているものを何冊か読んだ。その中でも「国境の南、太陽の西」を再発見した気分だ。もともと好きな小説だったが、島本さんとハジメの哀切極まる別れ。「1Q84」と共通するのはふたりは小学校のころからの知り合いだったという点だ。異なる点は青豆と天吾は口を利いたこともなかったが、ハジメと島本さんは幼なじみだったことだ。もうひとつ共通するところはそれぞれのヒロインに身体的特徴があることだ。それがどんな暗喩なのかは僕は分からない。僕が理解出来たのはふたりのヒロインがそれぞれの物語の中で素晴らしい大人の女になっていることだ。村上春樹の物語に登場するヒロインは誰もが素敵だ。これが小説を楽しむということだろう。余計な批評は無用だ。

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2009年9月 9日 (水)

EUの政治状況にようやく追いついた日本

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本日9月9日(水曜日)は、日本の政治状況が漸くEUの市民社会の水準に追い付いた記念すべき日となる。それは民主党と2野党との連立政権の合意が得られる瞬間がやってくるからだ。1989年のべルリンの壁崩壊そしてドイツ統一から20年後の今年2009年に、同じ敗戦国であったドイツにようやく国際的地位でも肩を並べることが出来る。それは統一ドイツがソ連のくびきから脱することが出来た1989年から20年後、日本が引きずる敗戦と占領のくびきからようやく解放される日が来たと言えるのだ。僕等は今日、巨大な米国支配の影から離れられる記念すべき日に立ち合えるのだ。それは民主党を勝たせることで僕等・私達が自分たちで選び取ることが出来た幸福だ。民主党と社民党・国民新党との3党連立合意文書は次のようになるだろう。1)世界の国々と協調しながら国際貢献を進めて行く。その手段として国連平和維持活動への主体的役割を果たす。2)緊密で対等な日米同盟関係をつくる。その一環として沖縄の米軍基地の見直しを行う。3)東アジアでの平和を希求する手段として共同体の構築をめざす。4)90年比25%の温室効果ガス削減をめざす。これら4つの合意項目は「世に倦む日々」ブログが指摘するように、オバマ新政権の米国単独行動から多国間協調路線にも合致する。その新しい流れに付いて行けない古臭い反動マスコミと民放テレビは反連立政権キャンペーンを張るだろう。それでも流れは止められない。私達の日本は今日ようやく、欧州と伍して行ける独立国の体裁を整える。

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2009年9月 7日 (月)

細田官房長官と 漆間副長官の思い上がり

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昨日6日(日)NHKスペシャル「政権交代・政治はどう変わるか」にトカゲ眼の細田博之官房長官が出ていたが、そのふてぶてしさには呆れた。細田は世襲の上に元通産官僚だが、彼はつくづく懲りていない。反省がないと言えば、例の謀略官僚・漆間巌も同じだ。2人の元高級官僚に共通するのは「出来るものならやって見ろ。お手並み拝見」という民主党と国民を見下した態度だ。垣間見えるのは民主党に官僚は制御出来ないと言う、なめ切った彼等の思いあがりだ。まずは手始めに外務官僚がないと言い続けている核密約の存在を暴露して欲しい。次に西松建設に纏わる自民党側の違法献金疑惑を明らかにして欲しいと思う。疑惑の上位リストに載っている森、二階そして落選した尾身の捜査を法務官僚に指示することも必要だろう。小沢一郎の公設秘書は既に起訴されている。与党幹事長となった小沢一郎を本当に裁けるのか、それこそ見ものではないか。政権が変わると裁判官の判断も変わると言う前例はミッテラン社会党政権時代のフランスに見ることが出来る。

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2009年9月 6日 (日)

ジャック・アタリを有難がるまい

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ジャック・アタリを有難がるまい

4月28日に「当たらないフランス人政治学者の未来予測」というブログ記事を書いた。ジャック・アタリという政治・経済学者が「21世紀の歴史」という未来予測本を書いており、日本でも翻訳本が出版されている。何時までフランス人学者の予言などを有り難がっているのかと呆れてしまう。2400円もする分厚い著作だが、日本への評価は不当に厳しい。総じてフランス人は自分たち以外に対して、興味も関心もない。大衆にしてそうなのだから、グランゼコール出のエリートが自国以外を高く評価するはずもない。フランスの近現代史は1870年の普仏戦争以来1945年の第2次世界大戦終結まで敗北の歴史でしかない。特に第一次世界大戦以降はご存じのように米国の存在なくしては、名ばかりの勝利もなかった。戦争映画でのフランス人の象徴的な描かれ方は「プライベート・ライアン」を観ても良く判る。ナチスドイツ軍との戦闘行為を邪魔する、みじめでやっかいな存在として彼らは描かれている。1945年以降、フランス人はアメリカ人に対しては文化的優越感を持ちつつも軍事・経済的には圧倒的な劣等感に苛まれてきた。さて、ジャック・アタリについて以外な所で興味深い記述に巡り合った。それは「マッド・マネー」カジノ資本主義の現段階(1998)中、第6章 債務国について著者スーザン・ストレンジが次のように書いているのだ。少し引用してみよう。
「中央・東欧諸国ーーもし1990年代の大きな失敗の一つがアフリカ諸国の債務処理にあったとすれば、もう一つはまちがいなく、ロシアをも含めた中欧・東欧の旧社会主義諸国の金融的ニーズへの対処ーあるいは無視ーだった。....イギリスはマーシャル・プランから多くの恩恵を得ており、より分別をもつべきだったにもかかわらず、おとなしくアメリカに追随し、EBRD(欧州復興開発銀行)がロンドンに設置されるべきことだけを決め込んでいた。ミッテランがフランスのために主張したのは、もしEBRDがロンドンに設置されるなら、その銀行の総裁はフランス人でなければならないということだった。-それでジャック・アタリが任命されたのだが、開発経済学についての彼の無知の程度に比べられるものといえば、彼の管理運営上の浪費の程度以外になかった。「金ぴかの銀行」というのが、その勝手放題の豪奢と管理の失敗を指す決まり文句となった。1993年末までに、EBRDの行った貸付あるいは保障の額はたったの20億ドルにとどまり、そのエネルギーは自らの所得を得ることに集中された。しかもそこから上がった利益は、まもなくその急増する管理費用によって食い尽された」ジャック・アタリは責任を問われ93年に任期途中で辞任を余儀なくされた。4月22日付の朝日新聞報道で2010年時点で北米の債務は270兆円、欧州は120兆円と報じられている。ちなみに2008年時点での欧州復興開発銀行総裁の年俸は428,000ユーロ(約5700万円)ロンドンでの公舎、公用車付き。このような西欧エリートたちに経済再生など出来るはずがない。ジャック・アタリなどに日本人の個人主義の尊重を問われたくはなどない。

「マッド・マネー」
スーザン・ストレンジ:著 櫻井公人・櫻井純理・高嶋正晴:訳
岩波現代文庫 1998年 1400円+税

「21世紀の歴史」
ジャック・アタリ:著 林昌宏:訳
作品社 08年8月 本体2400円 46判上製348頁

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