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2009年9月13日 - 2009年9月19日

2009年9月19日 (土)

湯川豊著「須賀敦子を読む」

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ようやく湯川豊著「須賀敦子を読む」を図書館から借りることが出来た。一応本読みのはしくれを自負していたつもりだったが、数年前にいつも昼休みに行く大型書店で偶然、「ミラノ 霧の風景」の文庫本を手に取り、たちまち引き込まれてしまった。それは筑摩文庫で刊行された「須賀敦子全集」の第一巻目だったのだが、その文体のゆるぎなさ、文章力に僕は圧倒された。この著者の存在を僕は全く知らなかった。高慢の鼻をへし折られたと言って言い。関川夏央は「須賀敦子は出て来た時から既に大家だった」と何処かで書いているそうだが、全くその通りだ。僕はカトリック左派どころかキリスト教にも詳しくはない。新約聖書を何度か読み、旧約聖書は「ヨブ記」と「出エジプト記」で挫折という程度の知識しか持ち合わせてはいない。ただ、カトリックの持つ真摯な「弱者救済思想」は数々の実践活動に裏打ちされており、やはり感心せざるを得ない。これには欧州の長い植民地政策の先兵をカトリックの宣教師が果たしたことへの深い反省による揺り戻しという面もある。ただ、それでも日本の坊主たちより実践面でよほど優れていると思う。話をもとにもどすと、文庫本で刊行された「コルシア書店の仲間たち」「ヴェネツィアの宿」「トリエステの坂道」「ユルスナールの靴」までは一気に読み終えたが、やはりそこには実践とゆるぎない信仰と思想に裏打ちされた本物の知識人が立ち現れて来たように僕には感じられた。さて、湯川豊さんの著者年賦により、僕が「須賀敦子」の存在を知らなかった言い訳がようやく出来た。彼女の最初の著書「ミラノ 霧の風景」と「コルシア書店の仲間たち」が刊行された間の数年、僕が日本を離れていた時期と重なることが今回分かったからだ。それにしても人と言うのはどこかでつながっているものだ。須賀敦子が務めていた上智大学には古くから障害を持つ子供達と遊ぶ学生サークルがある。
僕の家族のひとりは幼児の頃から、ここの学生と知り合いだった。その後、欧州で高校まで終えるとすぐに、大学は違うもののたちまちこのサークル活動に入り、成人すると障害児教育に携わっている。もうひとりの家族は「国境なき医師団」に定期的に寄付を行い、最近はフード・バンク活動に参加しているようだ。2人ともカトリックの国で大きくなった。それは偶然ではないと僕の尊敬する大先輩が語っていたことを今、思い出した。

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2009年9月18日 (金)

平野新官房長官とマスコミの癒着

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平野新官房長官とマスコミの癒着を監視しよう

鳩山内閣で最初の約束反故は官邸記者クラブの開放だろう。民主党は政権獲得後、記者クラブを週刊誌や地方紙にも開放すると明言していたが、その約束を破ったのは新官房長官となった平野博文だと言う。記者クラブの主要メンバーが民主党最初の約束違反を非難するわけはない。テレビも大手新聞社の系列なのだから、彼らも沈黙を守り、非難報道は一切行わない。情報独占を狙うマスコミは鳩山由紀夫と平野博文に肩入れし、マスコミとは敵対関係にある小沢一郎・菅直人を叩き続ける。そのようなバーター取引を平野官房長官と結んだふしがある。平野は取り巻きの記者に官邸記者クラブ開放の約束は俺がつぶすとうそぶいていたとも「世に倦む日々」は書いている。小沢一郎に辞任を迫り、説明責任を追及させた背後には平野博文がいたのではないかと推測されている。どう考えても政権の要である官房長官のイスを鳩山が平野に与えたのは論功行賞の意味があるのだろう。とブログ主は推理している。

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2009年9月17日 (木)

マスコミによる鳩山と小沢の分断が始まる

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マスコミによる鳩山と小沢の分断

さて、民主党が新内閣の組閣を決めたが「世に倦む日々」は人選に大不満だ。ブログ主は特に藤井裕久財務大臣に怒っている。また、官房長官の平野博文は鳩山由紀夫のかいらいでしかないと手厳しい。今回の人事の目玉は長妻昭と亀井静香位のものだろうとも嘆いている。ブログ主が不安視しているのは小沢と鳩山の暗闘の結果、綱引きでは鳩山が勝ち、その象徴は元大蔵大臣で財務官僚出身の藤井を財務大臣に起用することに成功したからだ、という。藤井裕久は財政を取り仕切り、菅直人の国家戦略局は有名無実にされるだろうと予測している。菅を鳩山は追い落とそうとしているらしい。その衝撃的な暗闘の顛末は最新の「週刊ポスト」と「週刊金曜日」に出ていると言う。予算決定権を握られた菅直人は激怒し、鳩山由紀夫に自らを副総理に起用させる人事案を飲ませるのが精一杯の抵抗だったらしい。マスコミと経団連は鳩山由紀夫の後ろ盾となり、小沢一郎に付いた菅直人を小沢とセットで叩きに走ると予測している。民放テレビ・4大新聞は決して私たちの味方ではない。マスコミが鳩山と小沢のどちらに付くのか良く見守って貰いたい。

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2009年9月16日 (水)

次なる国策捜査

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以下、昨日の朝日新聞記事の抜粋だが、今回の総選挙後、森、尾身、二階の西松建設不正献金疑惑を改めて解明したらどうかと書いていた矢先、新たな疑惑が報道され出した。もちろん、それは落選自民党側で発覚している。

「全国の障害者施設などでつくり、厚生労働省の07年度補助金1,800万円の不正流用が明らかになった社会福祉法人
「全国精神障害者社会復帰施設協会」(全精社協)が同年度、当時自民現職で厚労行政に詳しいとされる前衆院議員のパーティー券を120万円分購入していたと、同会幹部が朝日新聞の取材に証言した。」

この献金は言うまでもなく、全額が私達の税金だ。補助金の私的流用はもちろん言語道断だが、彼等はどんな場合でも自らの懐は痛めないという徹底振りはどうだ。天下り団体役員は税金を幾ら食い物にしても平然としている。障害者をダシにして、税金を食いまくる。そんな連中は数多いる族議員とともに堀の内側でしゃがんでもらおうではないか。ところで、麻生と組んで東京高検と西松建設事件を仕組んだ言われる謀略官僚の漆間巌官房副長官。彼の顔を昨晩のテレビで久しぶりに見たが、あの底意地の悪そうな表情で次官会議の終焉を「民主党のお手並みを拝見したい」で締めくくった。この謀略官僚は国策捜査の対象にはならないのだろうか。まあ、かつてのお仲間の検察がすぐに
漆間巌を引っくくるとも思えないが。

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2009年9月14日 (月)

立花隆の正体

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9月12日付け「世に倦む日日」ブログで先週の週刊文春に載った立花隆の「この選挙、思い返せば返すほどその中身のなさに唖然としてしまう」と続け「選挙に中身がなく」「人材の払底は民主党も自民党以上ではないか」と嘆いて見せている点を評価している。僕はこの「世に倦む日日」を高く評価し、尊敬もしている。しかしながら、「世に倦む日々」ブログ主は立花隆の立ち位置が分っていないか、分っていても分かっていないふりをしているとしか僕には思えない。ぼくの尊敬する「世に倦む日日」ブログ主が立花隆の正体を知らないはずはない。現代日本に残る数少ない本物のジャーナリストのひとり、本多勝一の指摘を待つまでもなく、立花隆は反動言論の本山のひとつと看做されている文芸春秋に寄り添って生きて来た。立花隆の書いた記事は古い体質の自民党を利するだけだろう。一見中立に見える自民・民主の両陣営批判は古い自民勢力を利するために用意されたものだ。人材の払底を言うなら、現職の大臣が次から次へと更迭された自民党をまずやり玉に挙げるべきだろう。野党だった民主党に人材がいないというのは何を根拠にして言っているのだろう。仕事をやらせてみてから能力があるか無いかを判断しても遅くはない。文藝春秋が立花隆に言わせているのは無いものねだりだろう。民主党を貶める為にする議論だ。難癖を付けていると言って良い。さて、古い話だが、ロッキード事件発覚に先立ち、月刊誌「文藝春秋」1974年11月号掲載の立花隆による「田中角栄研究~その金脈と人脈」で金権体質が指摘されたことが反響を呼び、田中は1974年11月26日の自民党総裁辞任表明へ追い込まれた。そしてまるでバランスを取るかのように1975年には文藝春秋誌上で立花隆の日本共産党の研究が連載開始される。文藝春秋がやりたかったのは本当はこちらの方だったのだ。立花隆は今も反動、揺り戻しを狙う勢力には使い勝手が良いようだ。

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2009年9月13日 (日)

自立する日本

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総選挙後の「世に倦む日々」ブログ主は怒っている。民主党と社会党そして国民新党との3党連立政権樹立に向けた協議で社民党の妥協が目に余ると言うのだ。民主党は今回の衆院選に掲げたマニフェストを守る意志などないのではないか、と疑ってもいる。僕は社民党が粘り「米軍地位協定の見直し・普天間基地の縮小と国外移転協議」を連立合意に入れされただけでも前進だったと評価している。社民党の1週間の粘りがなかったら、沖縄の基地問題はもっと曖昧な表現でお茶を濁されただろう。話題は少し古くなるが9月9日付け「きっこの日記」でも福島瑞穂の粘りで漸く民主党のマニフェストまで押し戻すことは出来た。それでも、アメリカの言いなりのへたれぶりだった自民党政権の64年より100万歩も前進としている。新聞マスコミとテレビは「世に倦む日々」が指摘するように自民党支持から一歩も前進していない。彼等はこれからも反民主党キャンペーンを繰り広げるだろう。米国のオバマ大統領が核廃絶を国連安保理理事国に提示する時代に、新聞・テレビの頭の古さ、その反動ぶりが際立つ。4大新聞そして民放テレビは決して市民の側には立たない。彼等は私達の味方には決してならない。

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