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2009年10月25日 - 2009年10月31日

2009年10月31日 (土)

北米 マイノリテイの苦闘

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2 ,3日前のNYTIMES電子版にCommunity Colleges(2年制短大)への進学熱が紹介されていた。どこも従来はあまり評価されなかった米国の短大が脚光を浴びたのにはもちろん訳がる。オバマ大統領は2020年までに短大卒を500万人誕生されるべく1200億ドルの教育予算を組むと発表したからだ。記事を読んでみると学生達は驚くべきことに仕事を終えて23時45分から午前2時30分の授業に出ている。勤労学生達の年齢は18歳から59歳までと幅広く、やはり非白人の割合が高いように思える。職業もダンキン・ドーナツのキャッシャーや研究所の実験機器捜査技師から庭師までと幅広く、皆より良い職業への階段を上ろうと苦闘している。仕事も早朝4時から始めたり、夜23時まで働くシフトに変えたりと単位を取るために涙ぐましい努力を重ねていると言う。これも北米合州国の第二次世界大戦後、最悪な景気後退が為せる世相だろうと書かれていた。米国で4年制の大学に入学すると年間3万ドルから4万ドルが必要とも聞く。日本と比べると奨学金制度が充実しているとは聞くが、比較的裕福な白人階層しか4年制のキャリアは積めないということからすれば、北米もやはり大変な学歴格差社会だ。白人達でも大学院で法律や会計、経営や医学の学位を取らないと頂点は目指せない。それを考えると看護士や刑事を目指して眠る時間を削り努力を重なる少数派にエールを贈りたい。
 

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2009年10月27日 (火)

菅副総理は思い切った雇用対策を

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菅副総理は思い切った雇用対策を

最新「世に倦む日日」ブログ主が指摘しているように、自民党の新自由主義政策下であれほどの惨禍を僕等にもたらした小泉政権の厄災タッグの片割れ、竹中平蔵は朝日新聞のオピニオン欄や同系列局のテレビ朝日に出まくっている。要は朝日新聞も同テレビも政権交代を是認していないのだ。ただ、皮肉なことに湯浅誠が25日(日)のサンプロで自らの出番の前に出演していた竹中平蔵を評して「日頃から日本に貧困階層は存在しない」と彼は言っていたが、それは事実では無かったことがはっきりした。と田原に貧困率に関連して質問されてコメントし、新自由主義者の欺瞞を暴いていた。それは今回初めて算出された日本の貧困率15%をどう思うかと司会の田原に質問された場面で答えたものだが、先進国の中では米国の次にひどい貧困状況であることが今回初めて明らかになっただけでも新政権誕生の意義がある。米国は貧困率で先進国中最低順位なのだが、昨日のNY・TIMES電子版にはアメリカ全土に広がる12歳から18歳の年少者ホームレスの悲惨な現状が報告されている。多くの子供たちは家が抵当流れになったり、親の失業そして食料や燃料費の高騰で親が子供を養えなくなり、単純に邪魔者扱いされたり暴力を振るわれたりして家から逃げ出して来ている。その数は最低でも50万人に上り、推定数によっては100万人を超えると報道されている。逃げ出した少年・少女を探そうとする人達はほとんどいないと言うのも驚くべき事実だ。それは両親が警察に届け出ていなかったり、警察の捜査がおざなりっだりと原因はいくつもあると書かれている。ひとつには家出した子供たちが1週間以内に家に戻ったり、両親が警察に届けると虐待や保護責任遺棄で逮捕される恐れがあるからだろうとも書かれていた。子供の貧困率が先進国中で一番高いと言われる日本にとってもこれはもはや他人事ではない。「世の倦む日日」ブログは失業者を特別公務員として直接雇用すべきとも主張している。日本版雇用ニュー・デイールだ。これで150万人単位の雇用が創出されれば景気対策としても即効性がある。フランスは25年程前から雇用対策に特別公務員として若者を採用する方法を取っている。日本でも同様の措置が取れないことはもちろんない。フランスの雇用創出策を大きく膨らませて日本でも採用して行けばよいのだ。菅副総理は湯浅誠の力を借りて思い切った雇用対策を立てて貰いたいものだ。

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2009年10月25日 (日)

湯浅誠の中間層論

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10月23日(金)の「世に倦む日々」は湯浅誠の中間層論とブログ主が主張する中間層の反動化が論評されていた。比較的弱い立場に立たされている中間層が貧困層に牙を向くと言う論評には昨年の派遣村に反感を抱く中間層サラリーマンの反応から頷けるものがある。大衆層というものは厄介なもので、自らを抑圧する上の階層に反抗心を抱くことなく、自らより下層に対して敵意を持つ傾向が歴史的にあると書く。この中間層の反動化は戦前回帰につながり、極めて危険な予兆を近未来は孕むことになる。丸山真男の亜インテリゲンチャ論を待つまでもなく、中間層大衆は簡単に反動化するものなので危険な存在なのだとの認識が僕らにはまず必要だろう。世に倦む日日ブログ主世代は中間層を肯定的に捉え、湯浅誠の世代は中間層を否定的に捉えていると言う認識の二分化論はとても興味深い論評だった。ブログ主により「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫) (文庫) マックス ヴェーバー (著), 大塚 久雄 (翻訳) について、肯定的中間層形成の思想的背骨はここから出発されていると同ブログ内で言及されていたが、マックス・ウエバーのこの著作は随分以前に司馬遼太郎が自らのエッセイで下層武士階級の倫理感の類似性から同著を紹介されていたので、すぐに手に取り読んだ覚えがある。湯浅誠の出番は25日(日)のサンプロでもあり、戦略室参与とし菅副総理に参画を要請されたいきさつがまず紹介され、貧困率の算出がようやく実現したことが言及された。湯浅誠は明らかに野放図な地方分権には反対で、貧困、雇用対策が各自治体で実行に移されるにしても国によるシビル・ミニマムが担保されなければ、権限を地方自治体に移すのは反対だと番組で述べていた。それはその通りで、国の責任があいまいになるような貧困対策など採用されてはならない。

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