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2009年2月8日 - 2009年2月14日

2009年2月14日 (土)

 ようやくブログ開設。

<人気ブログランキングへようやくブログを今朝開設した。

2月14日の「世に倦む日々」今朝の「きっこの日記」はどちらも「キャノン大分工場建設をめぐる脱税事件」での御手洗富士夫、経団連会長の果たしたであろう役割について詳しく書いておられる。これだけの大事件であるに関わらず「朝日新聞」2月13,14日朝刊の1面冒頭は「中国が原子力空母」であり「五輪本命東京VSシカゴ」となっていて、御手洗富士夫のみの字もない。そしてご丁寧に小泉、森の田舎芝居をわざわざ取り上げている。きっこさんの言う通りに国民への目くらまし戦術が記事校正段階で上から指示されているのだと思わざるを得ない。

閑話休題、コスタ・ガブラスは1973年に「戒厳令」原題(etat de siege)を発表している。都市ゲリラ組織、ツパマロスが壊滅させられた同73年にアパクシオ・メンデス将軍が議会を停止し、映画の舞台、ウルグアイは85年まで厳しい軍政下に置かれる。ジャック・ぺランがガブラスと共に、「殺すな」と言う告発のメッセージをこめて映画の共同制作に名を連ねている。

音楽は故国、ギリシャの軍事政権からパリに逃れていた、ミキス・テオドラキス。ギリシャの普通の人々の多くは反米感情を根強く抱いているが、それはCIAの軍事政権への加担に対する恨みを忘れていないからだろう。

この映画「戒厳令」の中で都市ゲリラに誘拐され、殺されてしまう、モンテビデオへ出張中の米国政府高官を演じるたのがイブ・モンタンだ。背広の下に短銃の入ったガンベルトを吊るしている場面で、このイタリア系アメリカ人はただの文官ではないことを映画の中で暗示している。モンタン演じる政府高官は実在の人物で、70年、8月に同地で誘拐され殺されたダン・アンソニー・ミルトン氏、映画はこの事件を元に撮られている。

映画の中で治安機関要員が多く同僚の前で実技の一環として、捕えられたゲリラを椅子に縛り付け、容赦なく電気拷問に掛ける。自らの訓練成果を脇で見届ける米国人、うめき声をあげる捕虜、スクリーンを見つめていた観客の一人、年老いたフランス人女性が画面の中の拷問者に届くことのない罵声を浴びせた。

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