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2010年2月 8日 (月)

死刑容認 85%

死刑容認 85%

冒頭のブログ・タイトルは昨日、2月7日(日)の朝日新聞一面に出ていた記事なので読まれた方は多いと思う。これは昨年の内閣府による世論調査の結果だと言う。これも言うまでもないことだが、欧州では全廃、北米でもカナダ一国と17の州で死刑制度は廃止されているのはご存知の通り。昨年の秋ごろだったか、辺見庸が朝日に死刑制度に対して興味深い意見を寄せていた。それは「NHKや朝日など欧州の言うことやることには諸手を挙げて賛成して来たマスコミは欧州、つまりはEUと国連人権委員会の死刑制度廃止圧力に抗することが出来るのか」と言うより、この一点では欧州べったりになれるはずもないが、さてどう切り抜けるのかと言う冷笑にも似た問いに、マスコミは世論調査を盾にして、死刑廃止圧力を押し返そうとしているかに見える。テレビ・新聞マスコミはここでも自分たちで責任を負うことはせず、僕ら日本人全体の総意でもあるかのように死刑制度の存続を意図しているのだろう。村上春樹は「そうだ。村上さんに聞いて見よう」と言う読者と村上春樹がネットで双方向で意見を交わす企画で明確に死刑制度に反対している。それは冤罪が起きた時に、そしてそれは人間のやることだから誤審は避けられないとした上で「無実の人の命が取り返せないから」死刑制度には反対だとネットで読者の問い答えていたことを覚えている。
実際アメリカ合州国ではDNA鑑定の精度が増し、過去冤罪で死刑にされた幾多の冤罪被害者の存在が改めて問題になっている。その冤罪被害者の多くは黒人男性だと言う。言うまでもなく人種偏見から黒人、それも若い黒人男性は今でも冤罪被害者になり易い。同じ社会構造は日本にももちろん存在する。日本では被差別部落民や在日外国人そして精神障害者が偏見から冤罪に巻き込まれると言う構図だ。そのような負の社会構造を放置したまま、それでも死刑制度の存続に貴方は賛成するのだろうか。

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